梨状筋症候群(坐骨神経痛)②

こんにちは!柔整師の奥永です。

前回のブログの続きで坐骨神経痛の原因からお話していきます。


原因には梨状筋の過緊張・過負荷が挙げられます。

先日の特徴で説明すると、

・反り腰で股関節の動きが硬い

→骨盤が前傾し、股関節内旋のまま固定され、梨状筋が過緊張

・立ちっぱなし、座りっぱなしなど、同一姿勢が続くことが多い

→姿勢不良などで、中殿筋が動かず、負荷の偏りで梨状筋が過負荷

というようになります。


梨状筋の過緊張は股関節外旋の作用を持つ梨状筋が、

内股姿勢の股関節内旋が続くと常に引っ張られている状態になり緊張が強くなります。


梨状筋の過負荷に大きく関わってくるのが、

・骨盤の前傾

・中殿筋の働き

になります。


ここで挙げられた中殿筋や梨状筋はそれぞれ股関節の安定性に関わり、

中殿筋・・・股関節を動かす。立つ、歩く時の股関節や骨盤の安定性。(機能的安定性)

梨状筋・・・股関節がズレないようハマりを良くする。(構造的安定性)

という作用があります。

この2つの筋肉の役割分担により股関節を安定させますが、

バランスを崩すと梨状筋の過負荷に繋がってしまいます。


そのバランスを崩す原因の1つが骨盤の前傾になります。

骨盤が前傾することで、梨状筋の位置が変化し、梨状筋の走行が中殿筋に近づきます。

近づくことにより、本来中殿筋の作用である機能的安定性に梨状筋も関与してしまい、過負荷になってしまいます。


過負荷・過緊張は梨状筋下孔を通る坐骨神経を圧迫し、臀部や下肢に痛み、痺れを引き起こしてしまいます。

なので過緊張・過負荷に対してアプローチする必要があります。


アイズでは、パーソナルトレーニングと整骨院の両面からアプローチを行います。

身体の状態を見極め、症状の改善をサポート致します。

気になる方は是非お越しください。



アイズスポーツ整骨院 西新院 

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