こんにちは!柔整師の奥永です。
前回に引き続き腸内環境を改善するメリット・効果について説明していきます。
腸内環境改善による主なメリット・効果は以下の通りです。
・便秘、下痢の改善
・肥満防止
・免疫機能の向上
・睡眠の質向上
・ストレス軽減・気分の安定
腸内環境が整っている方は便秘や下痢になりにくく、スムーズに排便を伝えるため太りにくい体質になる傾向にあります。
腸内の免疫細胞も効果的に働き、ウイルスから身体を守って免疫機能の向上も期待できます。
腸内環境が整っていると、質の高い睡眠に必要な物質も効果的に生成されるため、
快適な睡眠が得られやすくなるでしょう。
また、前述の通り、自律神経の乱れによって起こる症状の1つが腸内環境の乱れです。
腸内を良い状態に保てば自律神経の乱れを防げるため、ストレスの軽減や気分の安定にも繋がります。
腸内環境の改善効果が期待できる食べ物
腸内環境改善のためには、善玉菌を含む食品や善玉菌の餌となる食品の摂取が大切です。
それぞれ「プロバイオティクス」「プレバイオティクス」と呼ばれています。
役割や摂取できる食品を紹介するので、腸内環境改善を目指している方は参考にして食事に取り入れてください。
プロバイオティクスが摂取できる食品
プロバイオティクスとは、適正な量を摂取して時に健康へ良い効果をもたらす生きた微生物と定義されています。
プロバイオティクス食品と認められるのは、以下の条件を満たすものです。
1.安全であること
2.ヒトの腸内フローラを構成する細菌であること
3.胃液や胆汁などに耐えて生きたまま腸に到達すること
4.腸内で増殖できること
5.ヒトに対して明らかに有益であること
6.食品などの形で有益な菌数を維持できること
7.取り扱いやすく安価であること
プロバイオティクスに類する主な菌と、含まれる食品の例は以下の通りです。
乳酸菌…納豆、キムチ、乳製品
ビフィズス菌…ヨーグルト(ビフィズス菌入り)
酢酸菌…ぬか漬け、臭豆腐
納豆菌…納豆
プレバイオティクスが摂取できる食品
プレバイオティクスとは、善玉菌の餌となり、善玉菌を増やす役割があるものをさし、
「腸の特定の細菌を増殖させることなどにより、有益に働く食品成分」と定義されます。
プレバイオティクス食品と認められる条件は以下の通りです。
1.消化管上部で加水分解、吸収されない
2.大腸に共生する一種、又は限定された数の有益な細菌(ビフィズス菌等)の選択的な基質であり、
それらの細菌の増殖を促進し、又は代謝を活性化する
3.大腸の腸内細菌叢を健康的な構成に都合の良いように改変できる
4.宿主の健康に有益な全身的な効果を誘導する
プレバイオティクスに類する主な成分と、含まれる食品の例は以下の通りです。
オリゴ糖…りんご、バナナ、玉ねぎ、キャベツ、ごぼう、ニンニク、大豆
水溶性食物繊維…キウイ、ごぼう、ほうれん草、ブロッコリー、さつまいも、大豆、キノコ類、ライ麦
不溶性食物繊維…キウイ、かぼちゃ、ごぼう、さつまいも、大豆、おから、ライ麦、アーモンド、クルミ
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