こんにちは!柔整師の奥永です。
今回は膝の痛み対するストレッチについて説明していきます。
座りすぎや運動不足が生じることで、身体の痛みや不調を感じやすくなります。
特に「膝の痛み」は、歩くたびに痛みが増してくるため、放置していると変形性膝関節症などにも繋がりかねません。
年を重ねてから老後の生活に大きく影響する可能性も高く、早めに対処していく必要があります。
膝の構造を知ると痛みの原因を知る
まずは、膝の構造についてみてみましょう。
膝関節は脛骨(すねの骨)の上に大腿骨(太ももの骨)が乗っている構造です。
その為、いくつかの靭帯や筋肉で支えられています。
膝に関わる主な筋肉として挙げられるのが、太ももの前側にある「大腿四頭筋」、
太ももの後ろ側の筋肉「ハムストリングス」、
ふくらはぎの筋肉である「下腿三頭筋」。
これらは膝の関節をまたぐようにして付着しています。
こうした筋肉が縮んで固まったり弱くなると、筋肉が緩衝材の役割を果たさず、
衝撃が骨に直接伝わることに。
その結果、膝に痛みを感じたり、動きに違和感を覚える症状が出てしまうようです。
その状態が長く続くと、いつしか膝の骨が変形し、変形性膝関節症へと悪化していくことになります。
それを防ぐためには、筋肉の張りや縮を解消するためのストレッチ、
あるいは強化するためのトレーニングなどが必要です。
膝の痛みを予防するストレッチ
前述した3つの筋肉別に、室内でもできる簡単で効果的なストレッチを紹介します。
大腿四頭筋 ストレッチ
1.横向きに寝る
2.上側の膝を曲げ、足部を把持する
3.そのまま背部の方に股関節を曲げ大腿四頭筋を伸ばす
ハムストリングス ストレッチ
1.膝を伸ばして座る
2.片膝を曲げ、足裏を反対側の太ももに付ける
3.その状態で伸ばしている足のつま先の方へ前屈をし、ハムストリングスを伸ばす
下腿三頭筋 ストレッチ
下腿三頭筋には、一般的なアキレス腱伸ばしが有効です。
壁を押しながら行うと、さらに効果的です。
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