筋トレとアルコール(お酒)の関係

こんにちは、アイズスポーツ整骨院 西新院です。

筋トレとアルコールの関係性

について今回はお話していきます。

お酒は身体・筋肉に良くない」と耳にする方も多いと思います!

これは事実です。

お酒の話、関係者の前でもできる飲み方を | データ化学工学研究室(金子研究室)@明治大学 理工学部 応用化学科

身体・筋肉への影響

なぜかというと、アルコールを飲むとタンパク質合成が落ちてしまうからです。
これは少量のお酒でも起こってしまいます。ビール一杯くらいならそれほど大きな影響はないと言われています。
しかし、これの3倍くらいの量になるとタンパク質の合成がかなり落ちてしまいます。

トレーニングが終わった後は筋肉が合成されるタイミングです。
そこでお酒を入れてしまいますと、トレーニングの効果がかなり落ちてしまいます。トレーニングしていたらお酒飲んでいても筋肉つくと思いがちですが、飲んでいなければ、又は減らしていればもっとつくと考えられます。

お酒はタンパク質合成が落ちる他に肝臓への負担があります。
肝臓は解毒作用など色々なしてくれる臓器ですが、アルコールを分解法に肝臓の能力を使われてしまいます。

ここで大事になるのがアミノ酸の処理です。
食事で摂ったアミノ酸をうまく処理する「アミノ酸基転移反応」などがありますが、それを筋肉のタンパク質合成に使っていくのですがこの機能が落ちてしまいます。

肝臓の機能がアルコール分解に使われてタンパク質合成に向かないという問題が起こってしまうので、トレーニングをされている方はなるべくお酒は控えるようにした方が良いと考えられます。

アルコールの悪い作用を避ける方法

ですがお酒を飲みたい方やお仕事上飲まなければいけない方も多いと思います。
その時にどうすればいいかというと、アルコールをできるだけ早く処理しましょう。
そうすればアルコールの悪い作用を避けることが出来ます。

アルコールはアセトアルデヒトになって酢酸になるという工程があります。
酢酸はエネルギーにもなるので、アルコールが一気に酢酸になれば、エネルギーとして使えると言えます。
しかし、そこの流れが上手くいかないのです。

ポイント

ではどうすれば上手くいくのかなのですが、アルコールをアセトアルデヒドにする、アセトアルデヒドを酢酸にする。
どちらも酵素が必要になります。その酵素を作るのにはナイアシン(ビタミンB3)が必要になります。
ナイアシンが体内に十分あればアルコールを上手く酢酸まで分解できます。

酢酸までの分解が上手くいかずアセトアルデヒドが身体に溜まってしまうと、二日酔いになってしまいます。
対策としては、ナイアシンをしっかり摂り、アルコールには脱水作用もあるので水分をしっかり摂るのが重要になります。
これができればアルコールからの悪影響も減らせて筋肉への悪影響も減らすことが出来ます。

まとめ

最後に、お酒はとても美味しくなかなか簡単にやめれないものだと思います。
ですが、このように身体にとってはあまりいい物とは言えません。
なのでずっと健康で丈夫な身体でいる為にやめるのではなく、飲み方や飲む量を工夫して上手く付き合っていくのが大切です。

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