こんにちは!夏も終わり動きやすくなってきましたね!動きやすくなってきていきなり激しい運動をしてしまうとケガのリスクが高くなります。
そこで今回はシンスプリントと疲労骨折についてまた、その違いについて書いていきます!
シンスプリント
シンスプリントとは、脛骨(けいこつ)の周りにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害になります。
これはオーバーユースと言って簡単に言うと使いすぎです。発症しやすい動きはサッカー、バスケットボール、中・長距離ランナーこれらのスポーツをしている方に多く見られ大型休暇の後や急激にハードなトレーニングを始めた際に発症しやすくなります。
走る距離やトレーニングの負荷を減らすと回復に向かう場合もありますが、そのまま行うと再発を繰り返す可能性が高いといわれています。これは悪化すると安静時にも痛みが出るようになるので、シンスプリントの可能性がある場合は一度トレーニング中止して安静にし、原因になる要因を取り除きましょう。
次はその要因と考えられるものを2つ紹介します。
1.内的要因
・オーバートレーニング
・負荷のかかりやすいランニングフォーム
・偏平足や回内足などの衝撃を受けやすい足の形
・下肢の筋力不足
・筋肉の柔軟性低下
2.外的要因
・硬いグランドや路面でのトレーニング
・かかとがすり減っているシューズやクッションが薄いシューズの使用
疲労骨折
疲労骨折は1回の大きな力で骨が折れる通常の骨折とは違い、同じ部位に小さな力が少しずつ加わることで発生する骨折です。慢性的なスポーツ障害のひとつでランニングやジャンプなど同じ動きを繰り返すスポーツ選手に多く見られます。
疲労骨折は痛みがあっても外傷骨折と違い、強い痛みや皮下出血や大きな腫れを伴うことがないので運動を続けられ、そのままプレーを続けているとやがて完全な骨折に至ります。
ケガをした覚えがないのに痛みや腫れが続いたりする場合は、疲労骨折が疑われるので注意しましょう。
疲労骨折が起こりやすい部位と原因
足の甲にある中足骨やすねの内側にある脛骨すねの外側にある腓骨などは運動による負荷を受けやすく疲労骨折が起こりやすい部位です。
疲労骨折が起こる原因として次の2つが考えられます。
1.選手側の要因
筋力不足・アンバランスな筋力・未熟な技術・身体の柔軟性
2.環境側の要因
オーバートレーニング・選手の体力や技術に合わない練習・足に合わないシューズ・
地面が硬すぎる又は柔らかすぎる場所
シンスプリントと疲労骨折の違い
シンスプリントと疲労骨折は痛む箇所もよく似ていますが、治療方法が異なるので正確な判断が求められます。
シンスプリントの場合、痛みを感じる部分が10センチ程度長く約40%は両足のすねに症状が出るのが特徴です。
疲労骨折の場合、片方のみ発症するケースがほとんどで5センチ以下のピンポイントで痛みが生じます。
ただし、このような症状だけでの自己判断は危険なので気になる症状があったら整形外科でMRIなどによる検査を受けることをおすすめします。
最後に今日は2種類のスポーツ障害についてお話しましたが、ぜひアイズスポーツでトレーニングし、併設している整骨院でボディケアを行って冬を乗り越える身体作りを行いましょう!!
体験トレーニングなども行っているのでぜひお越しください!
スタッフ一同お待ちしております!
アイズスポーツ整骨院 西新院
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