以前までのブログにて筋肉を増やすためには「タンパク質」が重要であることを記してきました。
よって今回は、なぜタンパク質の摂取が筋肉の増加に繋がるメカニズムについてです。
今までの記事を振り返っていくと、
筋肉は「筋タンパク質」の合成によって作られています。
この筋タンパク質の合成、分解は24時間おこなれています。
日常生活で筋肉量が保たれているのは、この合成、分解のバランスがとれているからです。
しかし、過度なダイエットや病気などをしてしまうと、筋タンパク質の合成される量が減り、分解される量が増えてしまいます。
逆に、食事や筋トレをすると筋タンパク質の合成量が増え、筋肉を増やすことができます。
食事で摂取されたタンパク質が消化されると、アミノ酸として血中に取り込まれます。
筋肉へ運ばれてきたアミノ酸は、遊離アミノ酸プールという貯蔵庫に保管され、筋タンパク質の合成に利用されます。
筋タンパク質の合成は、血液中のアミノ酸の量により刺激されるので、アミノ酸の量が増えれば増えるほど筋タンパク質の合成が促進されます。
これが「筋肉を増やすためにはタンパク質(アミノ酸)の摂取が重要」といわれる理由です。
アミノ酸は体内で作ることができる『非必須アミノ酸』と、体内で作ることができない『必須アミノ酸』にわけられます。
筋タンパク質の合成は必須アミノ酸により行われます。
必須アミノ酸は、体内で作られないため「食事」から摂取する方法しかありません。
9種類ある必須アミノ酸の中の、『ロイシン』が筋肉を増やすアミノ酸として注目されています。
ロイシンには筋タンパク質の摂取に必要な食欲の調節や、インスリンの分泌の制御に関与しています。
よって、近年の筋肉増強において、タンパク質の摂取量だけではなく、含まれるロイシンの量によって筋タンパク質の合成が左右されるといわれています。
もちろん、効率よく筋肉を増やすためには、「筋トレ+食事」になります。
食事だけで摂り切れないアミノ酸はサプリメントによって補うことが可能です。
当施設では、自社オリジナルの「BCAA」も販売しています。
ロイシンを中心としたアミノ酸が多く、さらに吸収を良くするための「シトルリン」まで入っています。
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