こんにちは!柔整師の奥永です。
今回は前回の続きで肩こりの対策について説明していきます。
肩こりが起こったらどうする?
肩こりはマッサージや体操、ビタミンの補給などのセルフケアによって症状の軽減が期待できます。
症状が中々改善しないときや、頭痛や吐き気などを伴うときは、専門医による治療をお勧めします。
医療機関での受診をオススメする場合と、セルフケアできる場合
医療機関での受診をオススメする場合
・痛みが強い、左右どちらかに広範囲で起こる、他にめまいや頭痛、吐き気、手足のしびれなどがある場合(他の疾患も伴う可能性がある)
・眼鏡が合わない、歯の噛み合わせが悪いなどの原因が考えられる場合
・頑固な肩こりがあるときは、首の骨や椎間板の異常の有無などを調べてもらいましょう。
頚部脊椎症や五十肩などの、原因を見極めた治療を受けましょう。
セルフケアできる場合
生活習慣などによる肩こりは、セルフケアで症状の軽減・解消を図ってみましょう。
ビタミン剤=ビタミンB1、B12、Eを補給
筋肉の疲労、血行不良、末梢神経の傷の回復には、ビタミンを補給して体内からケアするのも効果的です。
1.筋肉疲労、緊張に効くビタミンB1
ビタミンB1は、チアミンとも呼ばれ、食事で摂取した糖質を細胞に必要なエネルギーに変える働きをします。
2.血行不良を改善するビタミンE
トコフェロールとも呼ばれます。抗酸化作用があり、脂質の酸化を防ぎ、体の各器官や細胞などの老化を防止します。
3.末梢神経の傷を修復する活性型ビタミンB12
肩こりの原因のひとつに末梢神経が傷つくことが挙げられます。
ビタミンB12はシアノコバラミンとも呼ばれ、赤血球の生成に関与し、また傷ついた末梢神経を修復する働きがあります。
身体を温め血行を促進
蒸しタオルなどを患部に当てて温めましょう。
ゆっくりと入浴して身体全体を温め、リラックスして疲れを取るのも大切です。
温めることで筋肉の血行が促進され、血流が良くなり、肩こりの軽減が期待できます。
また患部をマッサージして揉み解すことも、血行を改善し、硬直した筋肉を和らげる効果に繋がります。
冷え性は血行が悪くなり、肩こりに繋がる可能性があります。
夏の冷房対策、栄養バランスの取れた食生活を心がけ、冷え性を改善するのも重要なポイントです。
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